2010年度 九州大学経済学部
「日本経済史」

学期末アンケート 集計結果
アンケート実施日 2010年7月27日
履修者数 131人(新カリ,旧カリ計)
回答者数(当日の出席者数) 62人
回答率(当日の出席率) 47.3%
回答方法 入室時に配布,授業終了後に提出。
回答者名の記入について 原則として無記名。学部・学科・学生番号・氏名の記入は,任意。
(記入者…27人,無記入者…35人)
  • 本アンケートは,今後の授業の改良のために行うものであって,成績・評価には影響を及ぼすものではないことを明記,通達しています。
  • 記述式回答の表現は,できる限り回答者の文面のまま掲載を試みましたが,制作者の判断によって,誤字・脱字,文末表現など文法上の訂正を行っています。
  • 記述式回答の結果は本来ならば全て掲載すべきでしたが,やむを得ず割愛させて頂き,代表的な事例,有意義だと思われる事例のみにバランスよく留めました。
  • 2009年度後期のデータは,基本科目「経済史」,2008年度以前のデータは,他大学で担当した「日本経済史」・「経営史」におけるアンケート結果です。あくまで参考としてご覧ください。
※ 本アンケートの集計結果,分析コメントとWebコンテンツに関する全ての著作権は,制作者に所属しています。
アンケートの回答に積極的に協力して下さった履修者のみなさんに感謝申し上げます。
2010年8月4日 鷲崎俊太郎

Q.01 パワーポイントの分量は適切でしたか?
九州 明星
関東学園
明星
2010年度
前期
2009年度
後期
2008年度 2007年度 2006年度 2005年度 2004年度
①非常に多かった 0人(0%) 0人(0%) 0人(0%) 0人(0%) 2人(3%) 7人(6%) 8人(16%)
②多かった 14人(23%) 41人(30%) 4人(24%) 6人(67%) 23人(40%) 50人(40%) 32人(65%)
③ふつう 47人(76%) 89人(66%) 12人(71%) 3人(33%) 32人(55%) 66人(53%) 8人(16%)
④少なかった 1人(2%) 5人(4%) 1人(6%) 0人(0%) 1人(2%) 1人(1%) 1人(2%)
⑤非常に少なかった 0人(0%) 0人(0%) 0人(0%) 0人(0%) 0人(0%) 0人(0%) 0人(0%)
回答なし 1人(1%)
【講評】 ②が過去最低,③が過去最高の比率となりました。パワポの分量には,目処がついてきた感じがします。

Q.02 講師の説明・内容はわかりやすかったですか?
2010年度
前期
2009年度
後期
2008年度 2007年度 2006年度 2005年度 2004年度
①非常にわかりやすかった 35人(56%) 55人(41%) 7人(41%) 5人(56%) 5人(9%) 19人(15%) 9人(18%)
②わかりやすかった 25人(40%) 72人(53%) 8人(47%) 3人(33%) 39人(67%) 75人(60%) 30人(61%)
③ふつう 1人(2%) 7人(5%) 2人(12%) 1人(11%) 12人(21%) 27人(22%) 10人(20%)
④わかりにくかった 1人(2%) 1人(1%) 0人(0%) 0人(0%) 2人(3%) 3人(2%) 0人(0%)
⑤非常にわかりにくかった 0人(0%) 0人(0%) 0人(0%) 0人(0%) 0人(0%) 1人(1%) 0人(0%)
【講評】 ①+②で90%以上となり,ホッとしました。他方で,④に付けた1名の方には申し訳なく思います。

Q.03 講師の説明する早さは適切でしたか?
2009年度
後期
2009年度
後期
2008年度 2007年度 2006年度 2005年度 2004年度
①非常に早かった 0人(0%) 2人(1%) 0人(0%) 0人(0%) 0人(0%) 9人(7%) 8人(16%)
②早かった 17人(27%) 49人(36%) 5人(29%) 3人(33%) 13人(23%) 62人(50%) 21人(43%)
③ふつう 45人(73%) 84人(62%) 12人(71%) 6人(67%) 43人(73%) 54人(43%) 20人(41%)
④遅かった 0人(0%) 0人(0%) 0人(0%) 0人(0%) 0人(0%) 0人(0%) 0人(0%)
⑤非常に遅かった 0人(0%) 0人(0%) 0人(0%) 0人(0%) 0人(0%) 0人(0%) 0人(0%)
回答なし 2人(4%)
【講評】 ①が0人で,安堵しました。

Q.04 あなたは各回の授業Webページをどのくらいの頻度で見ていましたか?
2010年度
前期
2009年度
後期
2008年度 2007年度 2006年度 2005年度 2004年度
①毎回欠かさず 11人(18%) 20人(15%) 1人(6%) 2人(22%) 5人(9%) 7人(6%) 4人(8%)
②ほぼ毎回 19人(31%) 47人(35%) 3人(18%) 3人(33%) 18人(31%) 31人(25%) 9人(18%)
③2回に1回の割合で 16人(26%) 50人(37%) 5人(29%) 1人(11%) 18人(31%) 56人(45%) 19人(39%)
④あまり見てない 14人(23%) 17人(13%) 5人(29%) 3人(33%) 13人(22%) 22人(18%) 15人(31%)
⑤全然見てない 2人(3%) 1人(1%) 3人(18%) 0人(0%) 3人(5%) 8人(6%) 2人(4%)
回答なし 1人(2%) 1人(1%)
Q.05 Q04.で①~⑤を選択した理由をお聞かせください。
「①毎回欠かさず」を選択→
講義用レジュメ・スライドを印刷するため。(5人)
先生が毎回更新してくれていたので。
理解度を高めるため。
学びやすかったから。
毎回webページにアクセスしていたから。
「②ほぼ毎回」を選択→
講義用レジュメ・スライドを印刷するため。(11人)
予習・復習に必要だと思ったので。(2人)
新情報checkのため。
連絡事項の確認のため。
授業の内容が大体掌握できて,説明を聞くときにもっと楽になる。
バイトとかで忙しいときは見なかった。
講義で非常に有効だから。
メルマガにリンク先が貼ってあったので,そこからHPに入っていました。
「③2回に1回の割合で」を選択→
まとめて印刷していた。(5人)
ついつい,うっかり忘れてしまうときがあった。(4人)
図表は授業のパワーポイントでも確認できるため。見損ねてもあまり問題はないと感じているから。
情報を時々チェックするため。
レジュメを印刷する際にしか見なかったから。
2回に1回,見直す形をとった。
「④あまり見てない」を選択→
印刷を一気にしたから。
見なくても,授業に支障がないように感じたから。
パソコンをあまり使用しないから。
スライドを印刷するページくらいしか見なかったから。
Webを見なくても,メールなどで授業についていけることができたので。
何かイベント(中間試験等)の前後しか見なかった。
メルマガは携帯で見られるけど,webはパソコンをつけないと見られないから。
PCを立ち上げるのが面倒。
パワーポイントの記述と,講義の内容を書き写すのに,少々手間がかかった。
「⑤全然見てない」を選択→
コピー機がない。
予習・復習する習慣がありませんでした。

Q.06 あなたはメールマガジンに登録し,読んでいましたか?
2010年度
前期
2009年度
後期
2008年度 2007年度 2006年度 2005年度
①毎号欠かさず読んでいた 38人(60%) ①はい 104人(77%) 8人(47%) 7人(78%) 39人(67%) 63人(55%)
②ときどき読んでいた 16人(25%) ②いいえ 31人(23%) 9人(53%) 2人(22%) 19人(33%) 52人(45%)
③登録したが,あまり読まなかった 3人(5%)
④登録したが,届かなかった 0人(0%)
⑤登録してない 6人(10%)
Q.07 メールマガジンに関する感想・批評があったら教えてください。
授業のあらましを掲載されていたので,授業のポイントが事前に把握できた。予習代わりになった。(6人)
教員への親近感が湧いて良かった。先生と生徒との距離が近くなった。(4人)
授業に対するやる気・モチベーションが上がった。(4人)
あまり読みませんでしたが,メールマガジンの内容は講義の予習を補足するものとして,非常に有用でした。
スライドを印刷し忘れることがなくてよかった。
お知らせや事務的な内容だけでなく,小話などが載っていて楽しかった。
小ネタが散りばめられていてGood。
毎回ひとひねりあっておもしろかった。
ちょっとしたジョークが面白かった。
堅くなりすぎない感じが良い。
柔らかい文章で次回のポイントが説明されていて,分かりやすかった。
堅苦しい内容だけではないので,読みやすかった。
すごくよかったです。このまま続けて下さい。(2人)
内容が充実していて,楽しかった。(2人)
この制度はいいと思います!
とてもおもしろかったです。楽しく読ませていただきました。
非常に便利だった。
とてもユニークでした。(2人)
メールマガジンを使った先生は初めてだったので,おもしろかった。
先生の授業への熱意が感じられた。
「明日は授業か~」と,曜日の感覚をつかめました。
ちょっと長い。
【講評】 メールマガジンは,概ね好評のようでした。今後は,長文に気をつけて発行したいと思います。

Q.08 あなたはWebのレジュメやPDF図表ファイルをプリントアウトして授業に持参してきましたか?
2009年度
後期
2009年度
後期
2008年度 2007年度 2006年度 2005年度 2004年度
①毎回欠かさず 18人(29%) 30人(22%) 2人(12%) 2人(22%) 14人(24%) 21人(17%) 4人(8%)
②ほぼ毎回 21人(33%) 42人(31%) 1人(6%) 5人(56%) 15人(26%) 31人(25%) 12人(24%)
③2回に1回の割合で 4人(6%) 28人(21%) 6人(35%) 1人(11%) 13人(22%) 30人(24%) 14人(29%)
④あまり持参しなかった 14人(22%) 27人(20%) 4人(24%) 1人(11%) 13人(22%) 27人(22%) 9人(18%)
⑤全然持参しなかった 6人(10%) 7人(5%) 4人(24%) 0人(0%) 3人(5%) 16人(13%) 10人(20%)
回答なし 1人(1%)
(注) 2004~2009年度後期における質問の下線部は,「Webのレジュメ」のみ。
Q.09 Q08.で①~⑤を選択した理由をお聞かせください。
「①毎回欠かさず」を選択→
手元にあると,講義内容がわかりやすいから。(6人)
授業の説明を書き込むのに必要だから。(3人)
ノートをとるためには必須。(2人)
プリントアウトして,内容を十分理解するため。(2人)
授業を効果的に受講するため。
授業中にあると便利だから。
テストのとき,スムーズに勉強できるから。
メルマガで思い出せたから。
「②ほぼ毎回」を選択→
授業が理解しやすくなるから。(5人)
資料を見るだけでなく,いろいろ書き込みたかったので。(4人)
授業に必要だから。(2人)
手元にあるほうが,スクリーンを見るよりも見やすい。(2人)
先生のお話に集中できるから。(特にスライドを写す必要がないので。)
復習しやすいため。
朝いそがしいときは,しません。
「③2回に1回の割合で」を選択→
忘れがちになってしまった。(2人)
あまり役に立たないこともあり,印刷を省いたこともあった。
プリンターがなくて,印刷するのがすこし難しかったです。
「④あまり見てない」を選択→
自宅にプリンターがないから。(4人)
朝寝坊をすることが多かったので…(すみません)。
復習するときに利用していた。(4人)
授業中にカラーのスライドで確認できるため,印刷しなくても問題なかった。(4人)
うっかり印刷し忘れたりしていました…。
図書館での印刷が不自由になっているため。
面倒でした。
紙がなかった。
「⑤全然見てない」を選択→
Web上or授業中スライドを見るだけで十分だと考えていました。(2人)
自宅のプリンターがないor壊れていたので。(2人)
コピー機がない。
九大での印刷が有料になったので,他の授業でも印刷は最小限にしています。

Q.10 授業の内容に興味を持つことができましたか?
2010年度
前期
2009年度
後期
2008年度 2007年度 2006年度 2005年度 2004年度
①大変興味を持てた 20人(32%) 23人(17%) 5人(29%) 2人(22%) 3人(5%) 15人(12%) 8人(16%)
②興味を持てた 39人(63%) 87人(64%) 11人(65%) 6人(67%) 34人(59%) 63人(50%) 32人(65%)
③ふつう 3人(5%) 20人(15%) 1人(6%) 0人(0%) 18人(31%) 39人(31%) 8人(16%)
④あまり興味を持てなかった 0人(0%) 3人(2%) 0人(0%) 1人(11%) 1人(2%) 5人(4%) 0人(0%)
⑤全然興味を持てなかった 0人(0%) 0人(0%) 0人(0%) 0人(0%) 1人(2%) 0人(0%) 0人(0%)
回答なし 2人(1%) 1人(2%) 3人(2%) 1人(2%)

Q.11 この授業は,あなたの履修前の期待感に応えることができましたか?
2009年度
後期
2009年度
後期
2008年度 2007年度 2006年度 2005年度 2004年度
①期待した以上だった 25人(40%) 61人(45%) 3人(18%) 4人(44%) 8人(14%) 26人(21%) 12人(24%)
②期待どおりだった 33人(53%) 39人(29%) 6人(35%) 4人(44%) 14人(24%) 50人(40%) 12人(24%)
③ふつう 3人(5%) 26人(19%) 6人(35%) 1人(11%) 35人(60%) 42人(34%) 18人(37%)
④あまり期待に応えてなかった 1人(2%) 5人(4%) 0人(0%) 0人(0%) 0人(0%) 4人(3%) 5人(10%)
⑤全然期待に応えられなかった 0人(0%) 0人(0%) 0人(0%) 0人(0%) 0人(0%) 1人(1%) 0人(0%)
回答なし 4人(3%) 2人(12%) 1人(2%) 2人(2%) 2人(4%)
【講評】 ①+②で90%を超えたのは,うれしいです。その反面,④に付けた1名の方には申し訳なく思います。
Q.12 Q.11で①~⑤を選択した理由をお聞かせください。
「①期待した以上だった」を選択→
わかりやすい。頭に入りやすい。(6人)
もともと日本史,歴史が好きなので。
自分の好きな時代(明治維新以降)が,内容の中心だったから。(3人)
授業が丁寧。歴史事実に関わる説明が丁寧。(2人)
楽しい授業だった。(2人)
歴史の流れを体系的に理解できた。(2人)
歴史は嫌いだったが,興味を持てた。
今までの人生で受けた歴史の授業で一番面白かった。(2人)
課題とはいえ,フィールドワークをやってみて,歴史(史実)と今に残るものの比較が楽しいことに気付けた。
明治以降だけでなく,江戸時代のことも詳しく学べたから。
経済史って古くさくて難しそうなイメージがあるけれど,全然そうでなかったので。
内容も面白かったし,5分休憩をとるなど,授業環境についても配慮されていたため。
中学以来,久しぶりに日本史系の勉強をしたが,興味を持って授業に臨むことができたので。
教師が非常に熱心であったこと。
眠くならないので。
「②期待どおりだった」を選択→
基本科目の「経済史」を履修して面白かったから。
それと同じような授業の進め方だったから。(9人)
わかりやすかったから。(4人)
高校の歴史や基本科目の経済史で習った部分を掘り下げ,なぜそういう事態が起きたかを知ることができた。(3人)
経済史のストーリーを時系列で把握できたから。(2人)
基本科目の「経済史」を履修していなくてもわかるように説明していたから。
安定感がありました。
眠くならなかった。
先輩に情報を聞いていて,その通りの内容だったから。
先生の話が楽しかった。
先生の熱さが伝わってきたため。
内容が濃くておもしろかったから。
批判的に考えてみるというのが,ただ否定的に考えるということではないこと,批判的な考え方の応用が分かった気がする。
「③ふつう」を選択→
興味深かったが,意外と細かいところを知らなくてはいけないと思ったから。(自分が悪いところも…。)
「④あまり期待に応えてなかった」を選択→
内容には満足しましたが,講義の進め方には不満が残りました。

Q.13 この講義の出席率は,毎回平均して40~50%と,けっして高くはありませんでした。
今後,授業の出席率を自発的に向上させるためには,教員側・学生側それぞれに対して,どのような工夫が必要だと思いますか?
あなたのご意見をお聞かせください。
「教員側」
出席点・平常点・小テストを設ける。(19人)
 ・でも今のままでいいと思います。
 ・あまり意味はないと思いますが…。
 ・毎回出席をとるなどの強引(?)な方法を通さない限り,高い出席率は難しい。
テストに授業に出席してなければわからない問題を入れる。(4人)
 ・今でも結構そうだと思いますが…。
映像資料をもっと取り入れる(ボーナス出席点つき)。(3人)
先生は十分親切な授業を行ってきました。(2人)
学んでほしいことを,もっとアピールする。
このままで大丈夫。
メルマガのように,授業内容やトリビアを織り交ぜたものを学生に予告する。
授業にグループワークを入れると面白いかも…。
毎回テストのポイントとなるところを言う。
授業を午後からにする。
講義のスライドは,全てwebからプリントアウトできるようにする。
Webのレジュメと,講義で出してくれるパワーポイントの情報量の差を広げる。
毎回感想をとるなどのコミュニケーションが有効ですかね?よくわかりませんが…。
「学生側」
日本,経済,歴史,講義分野,先生などに興味を持つ。(5人)
モチベーションを高める。(3人)
朝,早く起きられるようにする。
寝坊しないようにする。
講義が昼からだと行きやすい。(3人)
がんばれ!!
がんばるしかない!!(2人)
いまの出席率が,ちょうど良い。(2人)
 ・人が多いより,少ないほうが,一人当たりのスペースが十分にできる。
 ・集中できるので,あえて出席率を高めて,教室をうるさくする必要もない。
事前に高校の歴史の教科書や,経済史の本を読む。(2人)
授業に来ない人は,最初から授業をとらなければいい。(2人)
 ・この授業は,単位かせぎのために取るような授業ではないと思います。
年間の授業料から1回の講義を逆算してみる。
親の顔を思い出す。(2人)
自分がこの授業から何を学びたいのか,といった目的意識をしっかり持たなければと思います。授業に対する意識改革。これほどの授業にも言える気がします。(2人)
Web上の資料のみでは不十分であるということを認識し,講義に出席して先生の話をしっかりメモで記憶しておくべき。
自ら学ぶことの重要性を改めて認識する。(九大生は,元来勉強に苦手意識を持っていない。)
この授業に来ていないというよりは,最近学校にあまり来ていない人が多いですよね。バイトや学外活動など,余裕をもったスケジュール管理って大事だなぁと思います。
講義後に昼食をとりながら,講義について話し合ったりする場を設ける。
気持ちの問題。
興味がないなら,最初からとらない。
個人的に,この授業は自発的に来ようとしていました。すごく実になる勉強だったと思います。しかし,ごく普通に学生側を自発的に来させるのは,すごく難しいことだと思います。自発的でありながら,40~50%の学生が,これまで熱心に授業に参加するのは珍しいと思います。
日本史の知識があればなんとかなるという考えを持たない方がよい。
Q.14 レポートの課題について,枚数を20~30枚と指定したところ,履修者140人中11人が提出して下さいました。
もし,また同じ内容のレポートを課された場合,あなたは,中間試験の点数底上げや期末試験免除のために,どのくらいの枚数ならばチャレンジしてみようと思いますか?
  2010年度
後期
①10枚以下 30人(48%)
②11~15枚 20人(32%)
③16~20枚 4人(6%)
④21枚以上 0人(0%)
⑤枚数に関係なくチャレンジする 3人(5%)
⑥枚数に関係なくチャレンジしない 3人(5%)
回答なし 2人(3%)
【講評】 みんながチャレンジしたいと思う気持ちより,ちょっと多めに設定したいので,「16~20枚」が妥協点になるでしょうか。
Q.15 ほかの授業と比べて本講義は楽でしたか?辛かったですか?
  2010年度
前期
2009年度
後期
2008年度 2007年度 2006年度 2005年度 2004年度
①「超」楽勝科目! 0人(0%) 0人(0%) 0人(0%) 0人(0%) 0人(0%) 0人(0%) 1人(2%)
②楽勝科目! 8人(13%) 10人(7%) 2人(12%) 1人(11%) 4人(7%) 7人(6%) 0人(0%)
③ふつう 44人(71%) 81人(60%) 11人(65%) 6人(67%) 29人(50%) 77人(62%) 36人(73%)
④辛い科目 7人(11%) 40人(30%) 2人(12%) 2人(22%) 19人(33%) 29人(23%) 8人(16%)
⑤「超」辛い科目 2人(3%) 2人(1%) 0人(0%) 0人(0%) 3人(5%) 7人(6%) 2人(4%)
無回答・その他 1人(2%) 2人(1%) 2人(12%) 0人(0%) 3人(5%) 5人(4%) 「(⑥として)大変だった」…1人
「楽勝というか楽しいものではあった」…1人
【講評】 「辛い科目」が,過去最低の比率を更新。ここは,素直に喜びたいです。

Q.16 ズバリ講師に点数をつけるとしたら,100点満点で何点でしょうか?
  2010年度
前期
2009年度
後期
2008年度 2007年度 2006年度 2005年度 2004年度
平均値 (AVERAGE) 93点 87点 89点 89点 82点 83点 82点
中央値 (MEDIAN) 95点 90点 93点 90点 85点 85点 80点
最頻値 (MODE) 100点 90点 100点 100点 80点 100点 80点
最高値 (MAX) 100点 100点 100点 100点 100点 100点 100点
最低値 (MIN) 70点 65点 60点 70点 50点 0点 60点
標準偏差 7.6 7.9 12.6 10.2 16.4 22.7 10.7
(注) 100点を超える点数は,全て100点として処理。
Q.17 Q.16で加点・減点した理由をお知らせください。
加点した理由 減点した理由
わかりやすい。(12人)
熱心だから。熱意が伝わってきた。(6人)
楽しかったので。(5人)
説明が丁寧。(2人)
期待どおりの授業だった。(2人)
興味深い授業だった。(2人)
メールマガジンが良かった。(2人)
ハーフタイムは,途中でだれないので良い。(2人)
時間管理。(2人)
スライドが整然,読みやすかった。(2人)
新たな分野への関心が広まった。
話し方が軽くて,聞きやすい。
ユーモアあふれていた。
準備がすごいと思った。
質の高い授業だった。
1回の情報量が多い。
学生目線だった。
個人的に好きな講師だった。(男子学生より)
話すスピードが早い。ずっと喋っている。
メモをとれないところがあった。メモを書き漏らした。(8人)
完璧な人はいませんから…(笑)。
満点はつけづらいので…。
のびしろ。
まだより良くなる余地があると感じたので。(5人)
レポートの枚数が恐ろしかった。
レポートの枚数が多すぎて,手を出す気になれなかった。
レポートの枚数で-15点。(3人)
若干講義内容が多かったと感じた。
ギャグやトリビアを増やしてほしい。興味が湧く。
友人の中には,歴史の大きな流れや政策の根底にある理念を理解できていない者が多かった。そのため中間試験の論述で,全体の繋がりが弱かったり,ちぐはぐな解答をする者が多かった。それらを諒解できる講義になることを期待して減点。
講義のスライドの構成がわかりにくかった。
テストが難しいので減点。
今期私の中で最も良かったと思う文学部の授業と比べて相対的につけました。
戦間期の経済の解説にて,私情が多分に含まれていると感じたため。
先生のあくなき向上心に期待して。

Q.18 来年度の「基本科目・経済史」,再来年度の「日本経済史」を受講する学生にメッセージをお寄せください。
【興味を持とう!】
・興味を持てば持つほど,おもしろくなってきます。
・興味を持って取り組もう。
・興味の有無しに関わらず,イメージしやすい授業です。何らか得られるものがある授業だと思います。
・とても勉強になります。
・授業がとてもおもしろいので,出なきゃ損です!
・是非履修して下さい!!おもしろいです。
・わかりやすいです。
・予想以上のものが得られる授業です。
【出席しよう!】
・出席すれば歴史の楽しさが徐々にわかってきます。
・出れば出るほど楽しいです!!
・真面目に出席すれば知識も広まるし,単位も落とさないと思います。
・是非受講して下さい!!授業に出たら,よく理解できます。
・授業に出る!!参考文献を読む!!⇒テストいける。
・授業に出ることが,一番大切です。
・自発的に出席して下さい。
・毎回欠かさず出席しましょう。
・授業に出ればわかるし,とれる科目だと思います。
・講義に出て下さい。
【しっかりノートをとろう!】
・しっかりメモをとりましょう。そうしたら大丈夫!!
・授業をちゃんと聞いていれば,テスト前にあわてなくてすみます。
・マジメにやれば落とすことはないでしょう。
・しっかり勉強して,試験に臨んで下さい。
・歴史の事実に意味を探して勉強すると,頭に入ります。
・授業を聞いていれば,試験前に無理しなくても,点数を取れます。
・内容を聞くと分かりやすく面白い!
【講義内容を聴こう!】
・先生のお話をしっかり聞きましょう。
・ノートをとるのに夢中になりすぎず,先生の話を主に聞いて下さい!自然と頭に入ります☆
・スライドを写すだけでなく,話した内容もメモをとって理解すべき。
・授業に出れば,内容もわかるし,単位もとれる。
【単位稼ぎで履修しないほうが良い!】
・ただ単位をとろうと思うのであればとらない方が良い。この内容に興味を持ち,自主的に知識を広げようとする人向け。
【歴史好きは是非!】
・歴史好きなら,取って絶対損はない授業だと思います。
・歴史の大切さをかみしめながら受けてみて下さい。
・歴史が好きな人は,ぜひとるべき教科だと思います!
・日本の政治史・経済史を知っておくことは大切です。
・日本史の面白さを経済の視点から感じてほしいです。
【歴史が苦手でも…。】
・日本史に苦手意識がある方も,楽しむことができる授業です。
・現代問題について学ぶのもいいけど,歴史も経済学を学ぶうえで大変面白いし,他の学問領域も面白くなると思います。
・歴史に苦手意識があっても平気です。
【甘く見ない方が良いよ。】
・ホームページのファイルの印刷は必須。
・黒板を写すだけで点をとれる甘い授業ではないですよ。
・ノートを取るだけではわかりません。耳をダンボにして聞いて下さい!!
・歴史に関して,丸憶えは合理的な方策ではありません。
・道具となる事実を識ることは大切ですが,その根底に流れているもの(背景や理念,目的等)を汲むことが肝要です。
 そうすることでこの講義が大変実りあるものになると思います。
・暗記がちょっと大変。
【その他のメッセージ】
・Enjoy!

Q.21 最後に感想(批判・批評でも構いません)があればお書きください。
中間試験のように出題を教えるのは,正直どうかなと思いました。(来る人と来ない人の点に差がつきにくいので。)まぁ,W杯の時期なので,自分は助かりましたが,テストの出題傾向をほのめかすくらいでいいと思います。
テストは,もっとユニークな問題を出してもよいのでは。(決して,簡単にしろという意味ではなく。)
家にコピー機がない人のために,レジュメを印刷してもらいたいです。
ノートを取る量が多いので,一部講義を聞き逃してしまうところがあり,残念でした。スライドを最初に一枚全部出し,数分間時間をとって頂いてから話し始めると,授業を聞くのに集中できると思いました。
授業中,ノート筆記の時間があれば,先生の話により集中できたかもしれません。(もっとメモとりたかったですし。)
講義内容の情報量が多いのは嬉しいのですが,私は講義中ノート筆記に終始してしまい,先生の話をあまり聴くことができませんでした。(中略)ですので,先生の話をより聴けるような講義の進め方に変更するのであったり,講義スライドを事前にプリントアウトできるようにして下さることで,私のこの講義に対する満足度はより上がったかと思います。
毎回ノートをとるのは,とても大変だったが,その分とても内容は濃く,新たな知識をたくさん吸収できたように感じる。
フィールドワークをしてみて,もっと色々な史跡を見てみたいと思い,旅行への憧れにかられている。
私は留学生で,歴史の観点から日本を観察することにおいては,つい感情的になるときが多かったです。いまだに自分のなかで解決できていない?がたくさんありますが,この授業をきっかけに?を!に変えていきたいと思うようになりました。(まだまだ遠い道のりになるそうですが…。)
今まで知らなかったことがとても多く,大変だったが,その分多くのものを得られたと思います。
DVDで貴重な映像を見る機会に恵まれました。
5分間の休憩をとっているので,前半・後半ともに集中できました。
消化しやすい授業でした。
本当はレポートも出したかったです。
歴史は覚える科目だと思っていましたが,はじめて「考える科目」であるということを知りました。
ビジュアル・レクチャーが,あともう1回あると嬉しいです。
映像を見る回に出席できず,残念でした…。(泣)
何回か寝坊で出られなくて,すいませんでした。(原文のママ)
メールマガジンが,学生にとっては物珍しいもので終わってしまっている節があると思うので,もっともっと有意義なものになればいいなーと思いました。
眠くならなかったです。

「日本経済史」ホーム