「ものつくりのふるさと」名古屋
産業技術記念館
産業技術記念館のロケーション
開館時間 9:30am-5:00pm(入館は4:30pmまで)
休館日 ・月曜日
 (休日の場合は,翌日)
・年末年始
入館料 ・大人(大学生含む)500円
・中高生300円
・小学生200円
※学校行事の来館では学生は半額,先生は無料
※65歳以上の方および障害者の方は無料,証明できるものが必要
アクセス ・名鉄名古屋本線「栄生駅」から徒歩3分
・名古屋市営地下鉄「亀島駅」から徒歩10分
・「名古屋バスターミナル」レモンホーム10番のりばから
 ・市営バス(名駅11)「産業技術記念館」下車徒歩3分
・JR・近鉄名古屋線「名古屋駅」から徒歩25分
展示の特徴 ・豊田紡織本社工場の跡地を,産業遺産として保存・活用。
・館内は,「繊維機械館」と「自動車館」から構成されています。
 ・「繊維機械館」では,紡ぐ機械,織る機械のしくみと繊維機械技術の移り変わりを展示。
 ・「自動車館」では,創業時から現代に至る自動車製品と技術の移り変わりを展示。
・ただ見るだけでなく,ボタンを押して機械が動くメカニズムを認識したり,
 スタッフの方が実演をしてくれたりするので,躍動感があふれ出ています。
・パネルを逐次読んでいると疲れるので,「総合案内」を買って復習するのをお薦めします。
・1日で全部見ようと力まず,何度か訪れる余裕を持って見学すると良いでしょう。
URL http://www.tcmit.org/index.html (リンク承諾済)
※本館はあまりにも広いので,訪問当日は時間の都合上,繊維機械館の一部のみ見学させて頂きました。
綿花の栽培
・画像左上は,綿の木です。ピンクの花を咲かせます。
・開花してから50~60日で,実が大きくなります。
 これをコットンボールといいます。
・コットンボールがはじけて,綿毛が飛び出た状態が,
 画像上です。乾燥したら,摘み取ります。
・摘み取った繰綿をまとめたのが,画像左の原綿です。
・館内でスタッフの方に,綿の種をいただきました。
 早速育ててみましたが,雨が多くて枯れました。
 綿花栽培の難しさを,痛感させられた次第です。
綿糸を作ろう
綿繰り
・乾燥させた実綿を,轆轤に通します。
・そうすると,綿の繊維だけが轆轤を通り抜け,
 種が手前に落ちる仕掛けになっています。
綿打ち
・この弓は,綿打ち弓といいます。
・弓の振動に合わせて,繰綿の繊維をほぐし,
 紡ぎやすくする役割を果たしています。
よりこ作り
・綿打ちをして柔らかくなった綿を,
 よりこと呼ばれる芯に絡めます。
よりかけ
・よりこから繊維を引き出し,糸車を使って
 撚りをかけます。
・こうして巻き取られて,綿糸ができます。
どこかで聞いたことのある紡績機械
・世界史や日本史の授業で,「産業革命」になると,必ずといって良いほど登場する紡績機の名前。
 先生の解説や,用語集の説明だけでは,どういう機械なのか,見当がつかなかったと思います。
・産業技術記念館では,紡織生産に貢献した機械の模型を,たくさん展示しています。
 「こんな形をしていたのか~」とか「こんな技術を備えていたのか~」という発見ができたら,いいですね。
・ガラ紡機は,実際に手で回せます。本当に「ガラガラ」と大きな音をたてます。
ハーグリーブスのジェニー精紡機(模型) アークライトのカード(模型)
クロンプトンのミュール精紡機(模型) 手回しのガラ紡機(模型)

2004年5月28日現在
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