「玉川上水のはじまり」羽村
羽村市郷土博物館・羽村堰のロケーション
羽村市郷土博物館
開館時間 9:00am-6:00pm(4-9月)
9:00am-5:00pm(10-3月)
休館日 ・月曜日(祝日の場合は開館)
・12月29日-1月3日
入館料 ・無料
アクセス ・JR青梅線「羽村駅」
 ・西口から羽村堰下橋を渡って土手づたいに徒歩3分
 ・東口からコミュニティバス(はむらん羽村西コース)「郷土博物館前」下車すぐ
展示の特徴 ・羽村の自然や歴史・文化,とくに玉川上水・中里介山に関する史料を調査・公開。
・展示は,「多摩川とともに」,「玉川上水をまもる」,「農村から都市へ」,
 「中里介山の世界」から構成。
 ・「多摩川とともに」では,河岸段丘の成立過程を表した模型がおもしろいです。
 ・「玉川上水をまもる」では,徳川・明治期の羽村堰水門を立体的に復元しています。
・野外展示として,1847(弘化4)年建築の旧下田家住宅があります。
 徳川・明治期における一般的な農家世帯の生活様式を垣間見てみましょう。
URL http://www.city.hamura.tokyo.jp/museum/museum.html

周辺案内

いまでも見られる「投渡堰」

この水門をくぐるところから玉川上水は始まる

玉川庄右衛門・清右衛門像
羽村堰

・1653(承応2)年に玉川上水が完成して以来,ほとんど場所を移すことなく,いまも多摩川の水を玉川上水に供給しています。

・徳川時代から羽村堰には,竹と木で作られた「投渡堰(なげわたしのせき)」が築かれていました。

・大雨のときには,上水路や水門が壊れないように,投渡堰を払います。

勢いよく流れ出る玉川上水

羽村堰下橋から見た多摩川河川敷

まいまいず井戸

・初耳の方もきっといるでしょうが,
 多摩の生活史には欠かせない代物です。

・武蔵野台地は礫層が厚いため,
 井戸水は深く掘らなければ,湧水しませんでした。

・しかし中世以前は,掘削技術が乏しかったため,
 うず巻き状に地面を掘り下げてから,
 井戸を作りました。

・その形がカタツムリに似ていることから,
 「まいまいず井戸」と呼ばれています。
2006年3月16日現在