寄稿
「明治前期における東京の不動産経営史料」
『三井文庫史料 私の一点』(2017年5月),272-273頁。
「中津藩士・岡見家一族の江戸町屋敷購入 ―築地上柳原町の事例―」
『福澤手帖』第172号(2017年3月),10-16頁。
辞典解説
木村茂光・安田常雄・白川部達夫・宮瀧交二編『日本生活史辞典』吉川弘文館,2016年。
 項目名:「敷金・礼金」,「借地権」,「借家」,「家賃」
報告書
'Land Market and Real Estate Management in Japanese Cities, 1660-1870: An Analysis of Rents and Values of Real Estate in Edo Using the Income Capitalization Approach', in M. Miyamoto and M. Sawai (eds), Towards a Reinterpretation of Japanese Economic History: Quantitative and Comparative Approaches (Kyoto: International Institute for Advance Studies, 2012), pp.69-70.
資料
「鷲崎文三『回顧録』:1876-1930 ―明治・大正期における鉄道技師の半生―」
九州大学経済学会『経済学研究』第77巻第4号(2010年12月),109-141頁。
(この論稿のPDFは,九州大学学術情報リポジトリ"QIR"の中にあります。)
 曾祖父・鷲崎文三が,明治・大正期に鉄道技師として28年間の任務を全うし,閑居するまでの半生を振り返った『回顧録』の資料紹介。
書評
「小野浩著『住空間の経済史――戦前期東京の都市形成と借家・借間市場』」
『経営史学』第50巻第2号(2015年9月),60-63頁。
 戦前期東京の借家・借間市場の展開過程を,住戸と住空間をめぐる各主体の重層的関係に着目することを通じて,都市形成に関する新たな歴史時の提示を試みた研究の書評。
「浜野潔著『歴史人口学で読む江戸日本』」
『社会経済史学』第78巻第2号(2012年8月),123-125頁。
(この論稿のPDFは,CiNii Articlesの中にあります。)
 1960年代以降蓄積された歴史人口学の業績をもとに,新しい「江戸日本(トクガワジャパン)」の姿を描こうとした入門書の書評。
「大西健夫・堤清二編『国立の小学校』」
『歴史地理学』第49巻第5号(通巻236号)(2007年12月),72-76頁。
(この論稿のPDFは,一橋大学機関リポジトリ"HERMES-IR"の中にあります。)
 国立学園小学校を事例に,新教育理念を実現すべく多摩地域に群生した私立小学校の歴史を,地域社会の変容と学校教育史に位置づけた研究の書評。
講評
「経済史シンポジウム:討論とコメント」(杉山伸也共著)
『三田学会雑誌』第92巻第1号(1999年4月),129-134頁。
 1997年12月,湘南国際村センターで開催された「経済史シンポジウム」におけるラウンド・テイブルでの全体討論の内容をもとに加筆修正したもの。
翻訳
マリー・コンテ=ヘルム「戦後の日英投資関係」
杉山伸也・ジャネット・ハンター編『日英交流史4経済』東京大学出版会,2001年,303~332頁。
エッセイ
「80年代アイドルソングの経済史 ―松田聖子と中森明菜―」
九州大学経済学会『経済学研究』別冊第21号(2015年4月),99-104頁。
「鷲崎ゼミ・東北合宿2012 ―東日本大震災・被災地を巡るフィールドワーク―」
九州大学経済学会『経済学研究』別冊第19号(2013年4月),69-73頁。
「眠れる獅子のめざめ――西鉄ライオンズに対する近年の再評価」
九州大学経済学会『経済学研究』別冊第18号(2012年4月),77-80頁。
「ボードゲームの理論:「モノポリー」の経済学」
九州大学経済学会『経済学研究』別冊第17号(2011年4月),101-102頁。
「墓をたずねて三百里:東京-佐賀間ルーツの旅」
九州大学経済学会『経済学研究』別冊第16号(2010年4月),96-97頁。
シンポジウム記録
「徳川後期の「地方町場」と土地不動産市場:取手宿本陣染野家の地貸店貸経営」
『首都圏形成史研究会会報』第24号(2010年8月),1-2頁。

機関リポジトリとは? 機関リポジトリ(Institutional Repository)=IR とは,
機関(大学等)で生産された研究成果(全文)を電子的に保存し,
発信するインターネット上の集積庫のことです。
…… 「HERMES-IR」は一橋大学の機関リポジトリです。」

※ HERMES-IRのサイトより引用