「玄界灘の潮風に 鍛えし翼たくましく」福岡
福岡市博物館|「博多町家」ふるさと館|
「博多町家」ふるさと館
「博多町家」ふるさと館のロケーション
開館時間 10:00am-6:00pm(入館は5:30pmまで)
休館日 ・12月29日~12月31日)
入館料 ・一般200円
・小学生・中学生は無料
 (福岡市交通局の1日乗車券を掲示すると,150円に割引。)
アクセス ・福岡市地下鉄空港線「祇園駅」から徒歩5分
・JR鹿児島本線「博多駅」博多口から徒歩15分
・西鉄天神・大牟田線「西鉄福岡(天神)駅」から
 西鉄バス「キャナルシティ博多前」下車,徒歩3分。
展示の特徴 ・明治・大正期を中心に,博多の暮らしと文化を幅広く紹介する体験型の資料館。
・写真上,手前から,展示棟・町家棟,みやげ処の3棟で構成されています。
 ・展示棟では,博多の町の成立,祭り,言葉,生活,伝統工芸を紹介。
  ・ボランティアの方が,博多弁のあれこれについて,冗談を交えながら教えて下さいます。
  ・「祇園山笠」のドキュメンタリー・ビデオは必見。男たちの熱き15日間に感動します。
 ・町家棟では,実在した町家を移築,復元するとともに,博多織の実演を見学できます。
  ・実際に,高機を使って,機織りを体験してみましょう。職人が丁寧に教えて下さいます。
 ・みやげ処では,博多織・博多人形をはじめとして,伝統工芸品の販売を行っています。
・「参加することに意義のある」ミュージアムです。積極的に体験して,博多町人の気質を受け止めてみましょう。
 ・「祇園山笠」の映像を除いて,写真撮影が可能でした。
URL http://www.hakatamachiya.com/
 インフォメーションを過ぎて最初のコーナーは,「明治・大正の博多」。当時の呉服町付近の建築物が,ジオラマで復元されています。
 続いては,博多の祭についてを特集。驚くべきは,一年中何らかのお祭りが開催されている点にあります。
 写真右は,「松囃子」。福を願って古くから続く行事で,馬に乗った三福神が,稚児行列とともに練り歩いていきます。これは,今日の「博多どんたく」に伝承されています。
 展示棟1階最後のフロアは,博多っ子の「気質と人情」について。明治期風の電話機に耳をあてながら,博多弁を聴けたり,戦前期に流行した「のぞきからくり」を利用して,当時の風俗を視ることができます。
 写真左のユニークなお面は,「博多仁和加(にわか)」。老若男女問わず,仁和加をつければ,ちょっと風刺を利かせて,笑いを誘えること間違いなし!
 展示棟2階では,町家の生活を再現。かつてはどこにでもあったような雑貨屋に行って,何か買い物をしてみましょう!
 町家棟は,明治中期に博多織織元の住居兼工場として建てられたのを,ふるさと館に一角に移築・復元したもの。棟内で,職人による博多織の実現が見られますし,自ら手織りも体験できます。わからなければ,職人が足の踏み方,シャトルの動かし方を,やさしく教えてくれますので,ぜひバッタン,バッタンと織ってみましょう。
2009年4月30日現在
フィールドワーク・ホーム