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観覧時間 |
9:00am-5:00pm (入館は4:30pmまで) |
休館日 |
・年末年始 |
入場料 |
・一般500円
・高校・大学生300円
・小・中学生200円
・未就学児は無料 |
アクセス |
・JR鹿児島本線「スペースワールド駅」から徒歩5分 |
展示の特徴 |
・生物の進化の道筋を,自然と人との両面から追究した博物館。
・「自然史ゾーン」と「歴史ゾーン」に大別されます。
・「自然史ゾーン」では,地球誕生からの自然と生命の歴史を,標本・化石・レプリカなどを使ってわかりやすく解説。
・なかでも,全長35mに及ぶセイスモサウルスの恐竜骨格は,圧巻です。
・「歴史ゾーン」では,北九州地域の歴史と生活の変遷を,原始・古代から近現代に至るまで,資料に基づいて展示。
・このサイトの目的は,経済史に関する博物館のフィールドワークなので,主に「歴史ゾーン」を紹介します。 |
URL |
http://www.kmnh.jp/ |
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テーマ館
北九州の歴史を,先史・原始,古代・中世,近世,近代の4つの時期に区分し,歴史資料,ジオラマなどを使ってわかりやすく紹介。 |
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中世コーナーの見どころは,長野城合戦。戦国時代の豊前国は,豊後国の大友氏と,長門国の大内氏(大内氏滅亡後は毛利氏)それぞれの版図に挟まれ,現在の小倉南区あたりを治めていた長野氏は,幾度となく両勢力の侵攻を受けてきました。このジオラマは,1565(永禄8)年,大友氏の侵攻に対して,長野氏が山中に竪堀を築いた様子を描いたものです。 |
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近世コーナーの入口に広がる城下町・小倉のジオラマ。手前が西曲輪(主に武家地),紫川を隔てた奥が東曲輪(主に町人地,現在のJR小倉駅周辺)を表しています。小倉城へのフィールドワークは,こちら。 |
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堀川の水運と艜船(ひらたぶね)
堀川は,遠賀川から洞海湾に向けて開鑿された全長約12kmの運河。1621(元和7)年に工事が開始されたものの一時中断,1751(寛延4)年に再開,11年後の1762(宝暦12)年に開通しました。艜船(画像左)と呼ばれる船底が平たくて,喫水が浅く,細長い舟を利用して,年貢米や筑豊産の石炭(画像右)を若松へ廻送しました。艜船による石炭輸送は,明治中期に最盛期を迎えましたが,1891(明治27)年に筑豊興業鉄道・直方~若松間(現在の筑豊本線)が開通すると,次第に衰退し,1939(昭和14)年には消滅しました。 |
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探究館
北九州地域で営まれた人々の暮らしを実感できる大型の展示空間です。 |
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昭和30年代の社宅
1950(昭和25)年当時に建築された八幡製鉄所の社宅をモデルに復元されたもの。夫婦と子ども2人の4人家族が,玄関・台所と2間の和室で構成される間取りで暮らしていた「ある日」の光景を再現しています。
その「ある日」とは,西鉄ライオンズと読売ジャイアンツの日本シリーズ第6戦が繰り広げられた1958(昭和33)年10月20日。
さきに3連勝した巨人は,王手を早々にかけながら,第4戦,第5戦と,西鉄のエース・稲尾和久投手を打ち崩せずに足踏み状態。対照的に,稲尾投手が第5戦にシリーズ史上初となるサヨナラ・ホームランを放ち,追撃の態勢を整えていました。迎えた第6戦は,舞台を平和台から後楽園に移すも,西鉄は勢いを落とすことなく,中西太選手の先制ホームランと稲尾投手の完封で勝利。対戦成績を3勝3敗の五分に戻しました。
翌日,この一家が歓喜の声を上げたのは,想像するに難くはないでしょう。 |
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西鉄ライオンズの歴史と,1958年日本シリーズの戦績・試合結果は,「埼玉西武ライオンズオフィシャルサイト」で閲覧できます。
・栄光の歴史「伝説の西鉄ライオンズ」
・日本シリーズ戦績 1958年
(リンクに関しては,株式会社西武ライオンズ事業部のご承諾を頂いております。) |