「飛行場の残したあと」立川
立川市歴史民俗資料館
立川市歴史民俗資料館のロケーション
観覧時間 09:00am-4:30pm
休館日 ・月曜日
・年末年始
・月曜日が国民の祝日または,その振替休日に当たる場合は,その翌日
観覧料 ・無料
アクセス ・JR青梅線「西立川駅」下車徒歩20分
・JR中央線・青梅線・南武線「立川駅」南口から
 ・西武バス(立72)「農業試験場前」下車徒歩5分
 ・西武バス(立71)・立川バス(立71)「富士見町団地西」下車徒歩5分
展示の特徴
400年の歴史を持つ井上家が,その土地を文化財保護のために,市に寄贈したことで誕生した資料館。多摩川流域の特色であるハケの下に立地しています。
原始・古代から近現代に至る立川の歴史を理解できるほか,立川の自然,多摩川の伝統漁法,養蚕と機織りなど,自然の営みや先人の知恵を紹介するコーナーがあります。
「立川飛行場のあゆみ」のコーナーには,立川に飛来した飛行機の模型を展示し,飛行場の歴史をビデオで紹介しています。
URL http://www.city.tachikawa.lg.jp/cms-sypher/www/section/detail.jsp?id=154
井上家の土蔵
 資料館の敷地とともに,井上氏から寄贈されたもの。外気や湿度の影響を受けにくいので,いまでも収蔵庫として利用されています。
牛車(うしぐるま)
 昭和20年代まで,収穫物を出荷したり,堆肥や農具などを畑に運んだりするために使用されました。その名のとおり,牛が引いたといわれています。立川の砂川地区では,サツマイモを載せて,立川駅まで出荷したそうです。
六面石幢(ろくめんせきとう・複製)
 立川市内にある唯一の国宝で,実物は柴崎町4丁目の普済寺に保存されています。6面のうち,2面には仁王像が,4面には四天王像が描かれていることから,寺の安泰と信徒の繁栄を願って建立されたと伝えられています。
「立川村十二景」
 明治30年代の立川の風景を,12枚の絵にしたもの。絵には,停車場や多摩川の様子が克明に描かれています。
入館時に許可を頂いてから,撮影しました。

周辺案内
日野の渡し
 甲州街道は,府中宿を通り抜け,谷保村を過ぎると,多摩川に突き当たります。多摩川の渡しは,徳川時代を通じて,たびたび変更されてきましたが,貞享年間(1684~88年)ごろから,現在の日野橋近くに設置されたと考えられています。対岸まで渡れば,日野宿は,もうすぐそこです。

2007年7月8日現在