大河ドラマとの出会い
 歴史に興味を持ち始めたのは,幼稚園~小学校1年生のとき。当時放送していたNHK大河ドラマ「黄金の日々」を見始めたのが,きっかけ。ただ,全話視聴するようになったのは,「おんな太閤記」あたりから。「独眼流政宗」「武田信玄」あたりをピークにして,あまり真剣に見なくなったが,「新選組!」のころから復活。2007年に放送された「風林火山」は,あちこちに伏線が張り巡らされていて,おもしろかった。
『まんが日本の歴史』との出会い
 小学校3年生のとき,知人から『まんが日本の歴史』(鎌倉時代・戦国時代)をプレゼントされて,アカデミックな日本史に接するようになり,全巻揃えることを決意。このとき購入したのは集英社版(笠原一男監修)だったが,途中,手違いにより,小学館版(児玉幸多監修)を集めてしまうようになる。
 前者が政治史中心のアプローチに対し,後者が経済史を軸とするアプローチだったため,同じ事実でも,その解釈に大きなギャップのあることを認識させられた。
社会科の先生との出会い
 社会科(地歴・公民)は,出会った先生によって,好きにもなるし,嫌いにもなりやすい教科のひとつだが,小学校~大学を通じて,その運には恵まれてきたと思っている。
 授業の有無に関わらず歴史の書物を貸して下さった小学校の先生,黒板に向かうことよりも地域周辺を歩き回って取材するおもしろさを教えて下さった中学校の先生,徹底したコミュニストでありながら「勉強する姿勢に右も左もない!」と,冷房のかからない教室で,毎日無料で補講をして下さった高校の先生(ちなみに,この年「ベルリンの壁」が崩壊!)etc.。