5月25日 |
・輪読
・テキスト:武野編『商業史概論』
・第8章:鎖国と海外貿易
・第9章:近世都市の発展と成立
(第8章は尾道博筆,第9章は武野要子筆) |
・北澤ゼミとのインゼミを開催
・第1回課題 「福岡経済の歴史再発見!」 プレゼンテーション
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第1報告 「福岡のワークウェア(久留米絣)の特徴と変遷」 |
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発表者の服飾に対する興味から,久留米絣にスポットを当てて,その歴史的意義を調べた研究。 |
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オーディエンスからは,
「自分なりのこだわりが強く見られ,気持ちが伝わってきた」,
「着眼点が良い」
といった高い評価を受けました。 |
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第2報告 「福岡の郷土料理と屋台街の形成について」 |
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博多ラーメンと屋台街を題材にして,「福岡の食文化とは何なのか」を追求しようとした研究。 |
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オーディエンスからは,
「なぜ九州はトンコツ味なのか?」とか,
「明太子も大陸文化の影響を受けているのか」
など,活発に議論されました。 |
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第3報告 「福岡の意外な一面」 |
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「福岡市は住みやすい!」と言われるけど,本当にそうなのだろうか?
総務省や福岡県発行の統計データを駆使しながら,「暮らしやすさとは何か」に迫った研究。 |
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オーディエンスからは,
「福岡県の地形的要因が影響しているのではないか?」,あるいは
「福岡市以外に住みやすいところは無いのか?」
など,多様なコメントが寄せられました。 |
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プロモーション:藤木隆宏『能力構築競争』中公新書,2003年 |
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北澤ゼミからは,代表者2名が上記の書籍に関するプロモーションを行いました。 |
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6月02日 |
・第2回フィールドワーク:「未来をひらく福澤諭吉展」@福岡市美術館
・「上級日本経済史」履修者,久原ゼミとの合同フィールドワークを開催
・見学の詳細,感想,アンケートに関しては,こちらをご覧ください。 |
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・第2回課題の連絡 |
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「明治期の経済人と「グローバリゼーション」の志向性」 |
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7月2日,久原ゼミとのインゼミにて発表
統一テーマ 「グローバリゼーションと日本経済 ―福澤諭吉に学ぶ現代企業経営とその歴史的意義―」 |
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課題 |
日本経済新聞社編『20世紀 日本の経済人』に掲載された明治期の経済人から,
ゼミ生の興味ある人物1名(ないし数名)を採り上げ,
当時の「グローバリゼーション」に対して彼(ら)が果たした役割を検討する。
議論を福澤諭吉に絡めると,なお良い。 |
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報告時間 |
30分程度 |
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報告形式 |
3人1組のプレゼンテーション |
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備考 |
本テーマでは,「グローバリゼーション」を,
「日本の社会経済システムが「鎖国」下の閉鎖経済システム,あるいは
「日本型華夷秩序」の枠組を越えて,欧米市場とリンクして開放経済システムに移行した結果,
引き起こされた様々な変化や現象」
と定義する。 |
本年度の「日本経済史」は未開講のため,各ゼミ生は,経済史のフレームワークを把握していないが,
そのかわり,特定の人物に焦点を絞り,現代経済から見た彼(ら)の魅力を演説してもらいたい。 |
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参考文献 |
日本経済新聞社編『20世紀 日本の経済人』ⅠⅡ,日本経済新聞社,2000~01年。 |
宮本又郎ほか編『日本経営史』新版,有斐閣,2007年。 |
宮本又郎『企業家たちの挑戦』(日本の近代11),中央公論新社,1999年。 |
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6月08日 |
・輪読
・テキスト:福澤諭吉(富田正文校訂)『新訂福翁自伝』岩波文庫,1978年
・「幼少の時」~「大阪を去って江戸に行く」 |
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6月15日 |
・輪読
・テキスト:福澤諭吉『新訂福翁自伝』
・「初めてアメリカに渡る」~「王政維新」 |
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6月22日 |
・輪読
・テキスト:福澤諭吉『新訂福翁自伝』
・「暗殺の心配」~「老余の半生」 |
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6月29日 |
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7月02日 |
・久原ゼミとの合同討論会を開催
統一テーマ 「グローバリゼーションと日本経済 ―福澤諭吉に学ぶ現代企業経営とその歴史的意義―」
・第2回課題 「明治期の経済人と「グローバリゼーション」の志向性」 プレゼンテーション
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7月13日 |
・輪読
・テキスト:武野編『商業史概論』
・第10章:貿易仕法の展開
・第11章:市場の展開
・第12章:幕末開港後の貿易
・第13章:政商・財閥・商社
(第10~11章は尾道博筆,第12~13章は原康記筆)
・前期の総括
・夏休みの課題発表 |
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