「汽笛一声新橋をはやわが汽車は離れたり」
新橋・芝浦
旧新橋停車場 鉄道歴史展示室浜離宮恩賜庭園
旧新橋停車場 鉄道歴史展示室
・浜離宮恩賜庭園のロケーション
旧新橋停車場 鉄道歴史展示室
開館時間 11:00am-6:00pm
(入園は閉館の15分前まで)
休館日 ・月曜日(但し祝祭日の場合は開館,翌日休館)
・年末年始
・展示替え期間中
入館料 ・無料
アクセス ・JR東海道本線・東京メトロ銀座線「新橋駅」から徒歩5分
・都営浅草線・ゆりかもめ「新橋駅」から徒歩3分
・ゆりかもめ・都営大江戸線「汐留駅」すぐ
展示の特徴 ・1872(明治5)年に開業した新橋停車場の駅舎外観を,当時と同じ位置にできるだけ忠実に再現したもの。
・1914(大正3)年の東京駅新設により,烏森駅が新橋駅,旧新橋駅は貨物専用駅として汐留駅と改称。
・旧駅舎は1923(大正12)年の関東大震災で焼失,プラットホームも1934(昭和9)年からの改良工事で解体。
・駅舎の1階はレストラン,2階では「鉄道歴史展示室」として,企画展示が実施されています。
・開業当時の駅舎基礎石の遺構,正面玄関階段とプラットホームの先端部分でも史跡の一部を見られます。

【鉄道に関する博物館・資料館・史跡】
青梅鉄道公園(東京都青梅市)
大日影トンネル遊歩道(山梨県甲州市)
鉄道博物館(埼玉県さいたま市)
URL http://www.ejrcf.or.jp/shinbashi/index.html(財団法人東日本鉄道文化財団のサイト内)

【プラットホーム】
 プラットホームは,全長151.5m,幅9.1mありましたが,現在は駅舎寄り25mの部分が復元されています。
 徳川時代,この地には龍野藩脇坂家,仙台藩伊達家の武家屋敷がありました。開業当時,プラットホームを建設するにあたって,両武家屋敷の礎石が使われたそうです。
【0哩(ゼロマイル)標識】
 鉄道の距離標とは,路線の起点からの距離を表した標識で,0マイル(現在は0キロ)標識は,路線の起点を示しています。1870(明治3)年,測量起点となる第1杭がこの地に打ち込まれました。東京駅が開業するまで,東海道本線の起点だったことを意味しています。
 また,開業期のレールは,イギリスのダーリントンで作られ,官設鉄道で使用されたあと,新潟県柏崎市の製油所で使われていました。

浜離宮恩賜庭園
開館時間 9:00am-5:00pm
(入園は閉館の4:30pmまで)
休館日 ・年末年始(12月29日~1月1日)
 ※イベント開催期間などで時間延長が行われる場合あり
入館料 ・一般300円
・65歳以上120円
 (小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料)
アクセス 【大手門口】
・ゆりかもめ・都営大江戸線「汐留駅」から徒歩7分
・都営大江戸線「築地市場駅」から徒歩7分
・JR東海道本線・東京メトロ銀座線・都営浅草線「新橋駅」から徒歩12分
【中の御門口】
・ゆりかもめ・都営大江戸線「汐留駅」から徒歩5分
・JR山手線「浜松町駅」から徒歩15分
【船】
・水辺ライン:両国⇔浜離宮⇔お台場海浜公園を運行
・水上バス:浅草→浜離宮→日の出桟橋→浅草を運行
展示の特徴 ・1654(承応3)年,徳川将軍家の鷹狩場になりました。
・4代将軍・家綱の弟,甲府宰相・徳川綱重が海を埋め立てて甲府浜屋敷と呼ばれる別邸を建てました。
・綱重の子・綱豊が6代将軍・家宣になったのを契機に,将軍家の別邸となり,「浜御殿」と呼ばれました。
・明治期には皇室の離宮となり,「浜離宮」と名称を変更。戦後,東京都に下賜されました。

【東京都の庭園】
旧岩崎邸庭園(台東区:もとは三菱3代社長・岩崎久弥の本邸。)
殿ヶ谷戸庭園(国分寺市:もとは岩崎彦弥太の所有。)
URL http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index028.html

【潮入の池】
 海水を引き入れ,潮の干満によって池の趣が変わるのが,最大の特徴。東京湾の水位にしたがって,水門を開閉し,池の水の出入りが調節されています。
【将軍お上り場】
 徳川時代,将軍が浜御殿に立ち寄ったときに乗降した船着き場。1868年,大坂城を脱出した15代将軍・慶喜は,軍艦・開陽丸に乗って江戸に入り,このお上り場から上陸して,江戸城に帰還した。

東京湾に面した海岸からは,レインボーブリッジを一望することができます。
2008年4月29日現在
フィールドワーク・ホーム