「経済・経営学演習」鷲崎研究室 2010年度スケジュール
 
|前期の授業: 3~5月 6月 7月|高知合宿: 1日目 2日目 3日目|長崎合宿: 1日目 2日目 3日目後期の授業|東京・横浜合宿|
 東京・横浜合宿
11月20日
日本銀行金融研究所 貨幣博物館
日本の古代から現代に至る貨幣,外国の珍しい貨幣の実物を展示。「富本銭」・「和同開珎」,貨幣改鋳ごとに作られた徳川時代の小判・丁銀,各藩で作られた「藩札」,明治以降の紙幣など,日本で発行された貨幣を漏れなく見学できます。実物の貨幣資料を通じて,「日本経済史」で学んだ知識を復習できる絶好の現場です。
フィールドワーク:「日本橋」

社会人&ゼミ生懇談会
中学時代に通っていた私塾の仲間たちが同窓会をかねて,ゼミ生と快く親睦を深めてくれました。現在,NTTデータ,丸紅,日本銀行の各社で,それぞれご活躍中です。
11月21日

2日目の朝は,馬車道駅に集合。

この日は,横浜居留地内のフィールドワークです。

神奈川県立歴史博物館
相模国・神奈川県の歴史について,古代から現代まで,通時的に考察できる博物館。建物は,1904(明治37)年に横浜正金銀行本店の本館として竣工されたもの。
(「横浜正金銀行って,なんか聞いたことがある!」……と,とあるゼミ生の声。「日本経済史」の授業で,何度も登場しました。)1932(昭和7)年,本店機能が東京に移転するまで,長年親しまれてきました。
フィールドワーク:「横浜」

威風堂々の外観を見て,撮影に夢中。

微妙な円陣。ドーム形の天井を見た影響か?

第2期城戸内閣発足の記念撮影。

首相・財務相の閣内不一致により,早くも支持率低下?


朝食を抜いてしまった「主要閣僚」,行き着く先は……→

ボリューム満点の「ラーメン二郎」!!

しかし,11時台から,この行列……。
 
並んでいる間,「私の履歴書」に読み耽るゼミ生たち。すべては,明日のために。

基本的なメニューは,「大」,「小」,「大豚」,「小豚」,「大W」,「小W」の6種類のみ。

カウンターのみの店内。グループでも,座席はバラバラ。

「小豚,おまちどおさま。ニンニク入れますか?」

日本郵船歴史博物館
日本郵船株式会社をベースとした,日本海運の歴史を学び,親しむ博物館。常設展示では,会社誕生の前夜から今日に至るまで,日本郵船の歴史を,映像と音声を交えて紹介しています。建物は,1936(昭和11)年に落成し,日本郵船の横浜支店として長年親しまれました。戦後は,1954(昭和29)年までの一時期,米軍に接収されていました。
フィールドワーク:「横浜」

第2期城戸改造内閣が発足。メンバー,特に変わらず。

食べすぎて,ちょっと胃がもたれているだけです。


神奈川県庁を横に見ながら……→

一旦解散。各自,興味のある博物館を訪問しました。


世界最大と唱われる横浜の中華街。

関帝廟の前にて。

夕食は,招福門の飲茶食べ放題。アフター二郎でも別腹。
11月22日
三菱史料館
1995(平成7)年,三菱創業125年を記念して三菱金曜会により建設された史料館で,三菱創業以来の本社・グループ各社の史料を保管しています。展示室では,三菱の歴史を,岩崎彌太郎の時代から戦後に至るまで,実物史料を用いて解説しています。
展示閲覧後,役員の方から「三菱グループの経営理念」について詳しくご教示頂きました。
フィールドワーク:「上野・下谷」


ランチは,東京大学構内の食堂「カワナ」で,定食や単品を堪能。

旧岩崎邸庭園
三菱3代社長岩崎久彌が所有していた邸宅。1896(明治29)年,鹿鳴館やニコライ堂を手掛けたジョサイア・コンドルによって竣工されました。1952(昭和27)年に国有財産となり,GHQの接収を経て,1970(昭和45)年まで司法研修所などとして使用されていました。
フィールドワーク:「上野・下谷」

洋館は木造2階建,地下室付き。

洋館と結合された和館は,書院造りを基調。

洋館のバルコニー。ジャコバン様式を基調。

撞球室(ビリヤード場)は,地下通路を経て洋館と接続。
高知の岩崎彌太郎生家に始まり,長崎の三菱重工長崎造船所史料館,そして今回の日本郵船歴史博物館,三菱史料館……と続いてきた「九大生の龍馬伝」は,ここ旧岩崎邸庭園にて,無事完結。
このあと,国立国会図書館を訪れて,卒論やインゼミの参考文献を検索,閲覧しました。
撮影:ほとんど団長
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